2023年07月21日

2023(令和5)年 第28週
(7月10日~7月16日)

~新型コロナウイルス感染症~
咳エチケット、手洗い、マスクの着用、ワクチン接種が重要

【定点把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症 増加続く」
 第28週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,722例であり、前週比7.3%減であった。
定点あたり報告数の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.77、3.20、2.18、1.66、1.12である。
 ヘルパンギーナは前週比21%減の925例で、北河内6.68、堺市6.32、南河内5.80、三島5.19、中河内5.17であった。
 感染性胃腸炎は2%減の621例で、三島4.81、豊能4.13、中河内4.11である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2例減の422例で、北河内3.68、中河内3.00、堺市2.79であった。
 RSウイルス感染症は10%減の322例で、南河内3.47、大阪市北部2.93、堺市2.05である。
 咽頭結膜熱は35%増の217例で、大阪市南部2.17、大阪市北部1.71、大阪市西部1.60であった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は前週比30%増の3,036例で、定点あたり報告数は10.22である。
堺市11.93、南河内11.91、泉州11.72、大阪市西部11.27、北河内10.98であった。
第20週以降9週連続で増加が続いている。

~腸管出血性大腸菌感染症~
食肉・食材の十分な加熱処理、調理器具の十分な洗浄や手洗いの励行などにより、食中毒や感染拡大の予防を徹底することが重要です

【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」
 腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものはO(オー)157、O26、O111がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは37℃台である。
有症者の6-7%では、発症数日後から2週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。
初夏~初秋は腸管出血性大腸菌感染症の報告が増加することから、十分注意が必要である。

腸管出血性大腸菌感染症(大阪健康安全基盤研究所)
腸管出血性大腸菌感染症とは(国立感染症研究所)

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和5年7月20日更新)