2022年02月18日
2022年 第6週(2月7日~2月13日)
~感染性胃腸炎~
手洗いの励行、排泄物の適切な処理が重要
【定点把握感染症】
「感染性胃腸炎 更に減少」
第6週 の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 648例であり、前週比34.1%減であった。
報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・突発性発しん、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 2.63、0.18、0.18、0.13、0.09である。
感染性胃腸炎は前週比35%減の519例で、南河内3.94、中河内3.75、三島3.19、泉州2.85、堺市2.79であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は20%減の35例で、泉州0.50、中河内0.40、大阪市南部0.26である。
咽頭結膜熱は8%増の26例で、大阪市北部0.57、大阪市東部0.21、豊能0.17であった。
RSウイルス感染症は63%減の18例で、南河内0.25、北河内0.19、堺市0.16である。
新型コロナウイルス感染症の蔓延に対する休園・休校により、その他の感染症の発生が抑制されている可能性がある。
~新型コロナウイルス感染症~
基本的な予防の徹底を(マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避)
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」
第6週の新型コロナウイルス感染症の週あたり新規陽性者報告数は91,630名であり、前週より4.0%増加した。
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は2021年9月30日に解除された。
現在、大阪モデルは警戒信号(赤)である。
新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫・エアロゾル・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の肺炎症状が現れる。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
感染拡大を防ぐには、ワクチン接種、マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。
新型コロナウイルス(COVID-19)関連情報(国立感染症研究所)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(大阪健康安全基盤研究所)
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新型コロナウイルス感染症関連特設サイト(大阪府)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和4年2月17日更新)