2024年02月23日

2024(令和6)年 第7週
(2月12日~2月18日)

~感染症予防の基本~
咳エチケット、手洗い、マスクの着用が重要

【定点把握感染症】
「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症 今後の動向に注意」
 第7週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,090例であり、前週比20.5%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.87、2.87、0.54、0.42、0.38である。
 感染性胃腸炎は前週比19%減の1,163例で、南河内9.31、三島7.71、北河内7.12、中河内7.05、堺市6.53であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は33%減の569例で、北河内4.08、大阪市西部3.90、南河内3.88である。
 手足口病は29%増の107例で、泉州1.57、中河内1.00、大阪市南部0.72であった。
 咽頭結膜熱は18%減の84例で、北河内1.00、泉州・大阪市北部0.57である。
 RSウイルス感染症は10%増の75例で、堺市0.95、北河内0.60、南河内0.50であった。

 インフルエンザは28%減の6,574例で、定点あたり報告数は21.41である。
大阪市西部37.00、南河内31.92、大阪市北部25.80、北河内24.20、堺市23.83であった。
全ブロックで減少した。
 新型コロナウイルス感染症は18%減の1,958例で定点あたり報告数は6.38である。
南河内9.17、北河内7.20、大阪市南部6.67、堺市6.62、泉州6.59であった。
2週連続で減少した。

~劇症型溶血性レンサ球菌感染症~
国内では、毎年400-500例報告されているが、2023年は941例(2024年1月5日現在)報告されており、致死率の高い感染症である

【全数把握感染症】
「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主にA群溶血性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)による感染症である。
国内では、毎年400-500例報告されており、約30%が死亡している。
極めて致死率の高い感染症である。
病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には軟部組織壊死、急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群、播種性血管内凝固症候群、多臓器不全を引き起こし、ショック状態から死に至ることがある。
治療は、ペニシリン等の抗菌薬の投与と壊死に陥った軟部組織の切除が必要である。
大阪府における2023年の報告数は過去10年で2番目に高かった。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症(大阪府感染症情報センター)

劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは(国立感染症研究所)


【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和6年2月22日更新)