2022年08月19日
2022年 第32週(8月8日~8月14日)
~感染症予防の基本~
咳エチケット、手洗いが重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 さらに減少」
第32週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,222例であり、前週比36.8%減であった。
定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.51、1.38、0.59、0.22、0.20である。
RSウイルス感染症は前週比41%減の688例で、南河内5.81、泉州5.58、大阪市南部5.00、堺市4.74、北河内4.52であった。
感染性胃腸炎は38%減の271例で、南河内2.25、中河内2.10、堺市2.05である。
手足口病は11%減の115例で、南河内1.13、大阪市北部1.00、大阪市西部0.80であった。
ヘルパンギーナは2%減の43例で、大阪市北部0.71、大阪市西部0.70、中河内0.30である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は19%減の39例で、大阪市南部0.50、中河内0.45、南河内0.31であった。
今週、インフルエンザが府内で7例報告があった。
~新型コロナウイルス感染症~
基本的な予防の徹底を(マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避)
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」
第32週の新型コロナウイルス感染症の週あたり新規陽性者報告数は121,347名であり、前週より13%減少した。
現在、大阪モデルは警戒信号(赤)である。
新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫・エアロゾル・接触感染である。臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の肺炎症状が現れる。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
感染拡大を防ぐには、ワクチン接種、マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。
新型コロナウイルス(COVID-19)関連情報(国立感染症研究所)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(大阪健康安全基盤研究所)
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新型コロナウイルス感染症関連特設サイト(大阪府)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和4年8月18日更新)