2022年07月01日
2022年 第25週(6月20日~6月26日)
~感染症予防の基本~
咳エチケット、手洗いが重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 増加続く」
第25週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,697例であり、前週比5.7%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.60、1.35、0.70、0.39、0.30である。
感染性胃腸炎は前週比13%減の1,097例で、南河内8.94、三島8.24、中河内6.65、泉州5.95、北河内5.48であった。
RSウイルス感染症は53%増の265例で、大阪市北部3.71、豊能2.43、中河内・大阪市西部1.70である。
咽頭結膜熱は14%減の138例で、大阪市南部1.44、北河内0.84、三島0.76であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は21%減の76例で、中河内1.50、大阪市北部0.57、三島0.41である。
~梅毒~
大阪府における梅毒累計報告数は、年間報告数が過去最高であった2018年の同時期より多くなっている。
【全数把握感染症】
「梅毒」
全国の梅毒の報告数は、2020年5,784例、2021年は過去最高の7,873例と増加している。
大阪府では2018年の1,188 例が過去最高となっている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗菌薬の投与で治癒が期待できる。
梅毒(大阪府感染症情報センター)
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梅毒(大阪府感染症情報センター)
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梅毒(大阪健康安全基盤研究所)
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梅毒とは(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和4年6月26日更新)