2024年01月19日

2024(令和6)年 第2週
(1月8日~1月14日)

~新型コロナウイルス感染症~
咳エチケット、手洗い、マスクの着用、ワクチン接種が重要

【定点把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症 増加続く」
 第2週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は1,770例であり、前週比62.7%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.63、2.59、0.89、0.46、0.24である。
 感染性胃腸炎は前週比87%増の913例で、北河内5.92、南河内5.69、大阪市北部5.21、中河内5.10、三島4.94であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は69%増の511例で、南河内3.94、泉州3.57、大阪市西部3.00である。
 咽頭結膜熱は36%増の175例で、北河内1.52、中河内1.35、南河内1.13であった。
 流行性角結膜炎は100%増の24例で、北河内1.50、大阪市東部1.00、中河内0.60である。
 手足口病は28%減の48例で、中河内0.60、大阪市北部0.43、泉州0.33であった。

 インフルエンザは3%増の3,695例で、定点あたり報告数は12.08である。
大阪市西部16.87、南河内16.58、大阪市北部15.90、泉州15.38、堺市14.83であった。
年齢分布では、14歳以下が全体の59%を占めている。
AH3、AH1pdmに加えて、B型が検出されている。
 新型コロナウイルス感染症は31%増の1,891例で、定点あたり報告数は6.18と9週連続して増加していた。
堺市9.62、南河内7.75、泉州6.41、大阪市北部6.35、大阪市西部6.20である。
2024年第1週以降、入院サーベイランスにおける基幹定点医療機関からの報告数は183名で、そのうち70歳以上が67%を占めている。

~侵襲性髄膜炎菌感染症~
大阪府では、毎年2-4例の報告があります。

【全数把握感染症】
「侵襲性髄膜炎菌感染症」
 侵襲性髄膜炎菌感染症は、髄膜炎菌(Neisseriameningitidis)による侵襲性の感染症である。
潜伏期は通常2~10日で、髄膜炎例では頭痛、発熱、髄膜刺激症状、痙攣、意識障害を示し、敗血症例では発熱、悪寒、ショック、播種性血管内凝固症候群(DIC)を呈する。
髄膜炎ベルト(meningitis belt)とよばれるアフリカ中央部で発生が多く、日本では、学生寮等で集団発生の報告がある。
治療には、ペニシリン系抗菌薬と第三世代セフェム系抗菌薬が有効である。
患者との接触者には、緊急に、リファンピシンの予防投与が行われる。
日本では、2015年より、4価髄膜炎菌(血清型A、C、Y、W-135)ワクチンの任意接種が開始されている。

侵襲性髄膜炎菌感染症(厚生労働省)

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和6年1月18日更新)