2022年03月18日
2022年 第10週(3月7日~3月13日)
~感染症予防の基本~
咳エチケット、手洗いが重要
【定点把握感染症】
「小児科・眼科定点疾患の報告数 減少」
第10週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は590例であり、前週比7.7%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.38、0.18、0.11、0.11、0.08である。
感染性胃腸炎は前週比5%減の469例で、中河内3.25、三島3.13、大阪市北部3.07、南河内2.88、大阪市南部2.53であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は57%減の22例で、北河内0.23、三島0.19、泉州・中河内0.15である。
咽頭結膜熱は5%減の21例で、大阪市北部0.93、北河内0.15、中河内・大阪市西部0.10であった。
RSウイルス感染症は6%減の16例で、中河内0.30、大阪市西部0.20、大阪市北部・大阪市東部0.14である。
~新型コロナウイルス感染症~
基本的な予防の徹底を(マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避)
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」
第10週の新型コロナウイルス感染症の週あたり新規陽性者報告数は37,382名であり、前週より25%減少した。
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は2021年9月30日に解除された。
現在、大阪モデルは警戒信号(赤)である。
新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫・エアロゾル・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の肺炎症状が現れる。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
感染拡大を防ぐには、ワクチン接種、マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。
新型コロナウイルス(COVID-19)関連情報(国立感染症研究所)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(大阪健康安全基盤研究所)
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新型コロナウイルス感染症関連特設サイト(大阪府)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和4年3月17日更新)