2020年 第25週(6月15日~6月21日)

~感染症予防の基本~ 咳エチケット、手洗いが重要
【定点把握感染症】
「小児科・眼科定点疾患の報告数 昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

 第25週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は649例であり、前週比5.0%増であった(2019年 第25週 4,336例、前年比 85.0%減)。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性耳下腺炎・流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.92、0.55、0.42、0.13、0.08、0.08である。

 感染性胃腸炎は前週比15%増の377例で、南河内3.00、中河内2.85、大阪市南部2.44、泉州2.20、豊能1.86であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は12%減の83例で、大阪市東部0.93、中河内0.80、三島0.76、北河内0.54、堺市0.39である。
 手足口病は44%増の26例で、大阪市北部0.36、北河内0.35、堺市0.17、南河内0.13であった。
 流行性耳下腺炎は23%増の16例で、南河内0.19、泉州0.15、中河内0.10、豊能0.09、北河内0.08である。
 流行性角結膜炎は20%減の4例で、北河内0.33、南河内0.25、泉州0.17であった。

~新型コロナウイルス感染症~  基本的な予防(手洗いや咳エチケットなど)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認されて以降、感染が国際的に拡がりを見せている。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2月1日に指定・検疫感染症に指定された。
 4月7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、緊急事態宣言が発出され、大阪府は感染拡大警戒地域に指定されたが、5月21日に解除された。
自粛要請・解除などの対策を段階的に実施する大阪モデルをふまえ、6月1日以降は、全ての施設の休止要請が解除された。
 これまでの知見より、 主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、手洗い、咳エチケット、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、封じ込めが重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年6月25日更新)