2020年 第42週(10月12日~10月18日)

~感染予防の基本~ 手洗い、咳エチケットが重要
【定点把握感染症】
「ヘルパンギーナ 増加」

 第42週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は716例であり、前週比 7.3%増であった。
昨年同週比60.5%減(2019年 第42週1,814例)と少ない状況である。

 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 1.80、0.51、0.48、0.37、0.17である。
 感染性胃腸炎は前週比 1%増の352例で、中河内3.10、南河内2.94、大阪市北部2.29、大阪市南部2.18、泉州1.95であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は11%増の99例で、中河内1.10、大阪市南部0.82、泉州0.75である。
 ヘルパンギーナは25%増の94例で、南河内1.31、大阪市北部1.14、大阪市南部0.76であった。
 咽頭結膜熱は13%増の34例で、大阪市東部0.40、大阪市南部・中河内0.35である。
 流行性角結膜炎は増減なしの9例で、大阪市西部0.50、中河内・堺市0.40であった。

 インフルエンザは1例減の2例で、定点あたり報告数は0.01であった。
昨年同週比97.1%減(2019年 第42週 70例)と少ない状況である。

~腸管出血性大腸菌感染症~ 食肉・食材の十分な加熱処理、調理器具の十分な洗浄や手洗いの励行などにより、食中毒や感染拡大の予防を徹底することが重要です
【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」

 腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものはO(オー)157、O26、O111がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは37℃台である。
有症者の6-7%では、発症数日後から2週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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腸管出血性大腸菌感染症とは(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年10月22日更新)