2020年 第39週(9月21日~9月27日)

~感染予防の基本~ 手洗い、咳エチケットが重要
【定点把握感染症】
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 減少」

 第39週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は621例であり、前週比19.4%減であった。
昨年同週比71.9%減(2019年 第39週2,207例)と少ない状況である。
第39週の報告の解釈については、連休による医療機関の診療実日数と受診者の減少を考慮する必要がある。

 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.61、0.37、0.34、0.31、0.22であった。
 感染性胃腸炎は前週比16%減の316例で、大阪市南部3.44、中河内2.00、南河内1.94、大阪市西部1.80、北河内1.77である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は37%減の73例で、中河内0.58、三島・堺市0.53であった。
 ヘルパンギーナは33%減の61例で、大阪市南部1.44、泉州0.55、南河内0.38である。大阪市南部は2週連続で1を超えている。
 咽頭結膜熱は8%減の44例で、中河内0.58、三島0.41、堺市0.26であった。

~新型コロナウイルス感染症~ 基本的な予防(手洗いや咳エチケットなど)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認された。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2月1日に指定・検疫感染症に指定された。
 6月中旬以降、報告数が増加し、大阪モデルのモニタリング指標を超えたため、7月12日、警戒信号(黄色)が点灯した。
 これまでの知見より、 主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、手洗い、咳エチケット、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、封じ込めが重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
>>詳細はこちら
新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
>>詳細はこちら


【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年10月1日更新)