2021年 第5週(2月1日~2月7日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、マスク着用、身体的距離の確保、3密の回避が重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 再び増加」

 第5週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,013例であり、前週比1.2%減であった。
前年同週比では53.0%減(2020年 第5週2,155例)であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.31、0.49、0.46、0.40、0.27であった。
 感染性胃腸炎は前週比7%減の649例で、中河内4.90、大阪市南部4.65、南河内4.19、泉州4.00、北河内3.81である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比3%増の97例で、泉州1.10、南河内0.88、中河内0.85であった。
 RSウイルス感染症は前週比44%増の91例で、大阪市北部2.14、中河内1.10、大阪市東部0.87である。
 咽頭結膜熱は前週比11%増の52例で、泉州0.50、大阪市東部0.47、大阪市北部0.36であった。

 インフルエンザは3例で、定点あたり報告数は0.01であり、昨年同週(2020年 第5週 5,065例)に比して著減した状態が続いている。


~E型肝炎~ 大阪府では、2018年以降毎年5~10名の報告があります
【全数把握感染症】
「E型肝炎」

 E型肝炎は、ウイルスを保有している動物の肉の生食によって感染する。
日本では、野生シカ、イノシシの肉、ブタの生レバーなどの喫食が原因と見られる急性肝炎例が報告されている。
まれに急性肝炎が悪化して劇症肝炎となり死に至るケースもある。
平均6週間の潜伏期の後に、発熱、悪心・腹痛等の消化器症状、肝腫大、肝機能の悪化(トランスアミナーゼ上昇・黄疸)が現れ、大半の症例では安静により治癒するが、まれに劇症化するケースもある。
妊娠後期の妊婦、高齢者が重症化することがある。
野生シカ、イノシシなどの野生動物の肉(内蔵を含む)、レバーを含むブタ肉は、生食を避けるよう、注意が必要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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E型肝炎(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年2月12日更新)