2020年 第46週(11月9日~11月15日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、咳エチケットが重要
【定点把握感染症】
「水痘 増加」

 第46週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は752例であり、前週比8.0%増であった。
昨年同週比65.7%減(2019年 第46週2,190例)と少ない状況である。

 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、水痘・咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.98、0.54、0.39、0.30、0.23であった。

 感染性胃腸炎は前週比7%増の388例で、中河内3.70、南河内2.69、大阪市南部2.53、泉州2.15、三島2.06である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比10%減の106例で、中河内1.15、北河内0.92、大阪市南部0.71であった。
 ヘルパンギーナは前週比17%減の59例で、南河内1.56、三島0.35、中河内0.30である。
 水痘は前週比44%増の46例で、三島0.53、大阪市北部0.43、北河内0.38であった。
 咽頭結膜熱は前週比29%増の45例で、北河内0.42、泉州0.35、大阪市東部0.33であった。

 インフルエンザは6例減の2例であり、昨年同週比99.2%減(2019年 第46週 254例)と少ない状況である。

~バンコマイシン耐性腸球菌感染症~ 2019年の報告数は、大阪府が全国で第一位である
【全数把握感染症】
「バンコマイシン耐性腸球菌感染症」

バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は、バンコマイシンに耐性を獲得した腸球菌である。
術後患者や感染防御機能の低下した患者では腹膜炎、術創感染症、肺炎、敗血症などの感染症を引き起こす場合があるため、集中治療室や外科治療ユニットなど易感染者を治療する部門で問題となっており、臨床的、疫学的に重要な薬剤耐性菌である。
VREによる術創感染症や腹膜炎などの治療は、抗菌薬の投与とともに感染巣の洗浄やドレナージなどを適宜組み合わせて行う。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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バンコマイシン耐性腸球菌感染症(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年11月19日更新)