2020年 第21週(5月18日~5月24日)

~感染症予防の基本~ 咳エチケット、手洗いが重要
【定点把握感染症】
「小児科・眼科定点疾患の報告数 昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

 第21週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は405例であり、前週比1.5%増であった(2019年第21週3,417例、前年比88.1%減)。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.20、0.34、0.27、0.07、0.07である。
 感染性胃腸炎は前週比24%増の234例で、南河内2.06、中河内2.05、泉州1.60、大阪市北部1.21、三島・北河内1.12であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比24%減の53例で、大阪市西部0.67、泉州・中河内0.50である。
 水痘は前週比28%減の13例で、大阪市北部0.21、大阪市東部0.20、南河内0.13であった。
 流行性耳下腺炎は前週比18%増の13例で、北河内0.15、大阪市東部0.13、三島0.12である。


~新型コロナウイルス感染症~  基本的な予防(手洗いや咳エチケットなど)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認されて以降、感染が国際的に拡がりを見せている。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2月1日に指定・検疫感染症に指定された。
 4月7日、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、緊急事態宣言が発出され、大阪府は感染拡大警戒地域に指定されたが、5月21日に解除された。
5月16日以降は、自粛要請・解除などの対策を段階的に実施する大阪モデルをふまえ、これまでの自粛要請等を一部解除している。
 これまでの知見より、 主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、手洗い、咳エチケット、3密(密閉、密集、密接)の回避や外出自粛など、行動変容が強く求められ、早期探知、封じ込めが重要である。


感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年5月28日更新)