2020年 第41週(10月5日~10月11日)

~感染予防の基本~ 手洗い、咳エチケットが重要
【定点把握感染症】
「インフルエンザ 例年同時期に比べ少ない」

 第41週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は667例であり、前週比4.3%減であった。
昨年同週比71.4%減(2019年 第41週2,333例)と少ない状況である。

 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.78、0.45、0.42、0.38、0.17であった。
 感染性胃腸炎は前週比2%増の349例で、南河内2.88、泉州2.60、中河内2.50、大阪市南部2.06、三島1.76である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%増の89例で、中河内0.95、泉州0.70、大阪市南部0.59であった。
 ヘルパンギーナは20%減の75例で、南河内1.38、大阪市南部0.59、泉州0.55である。
 流行性角結膜炎は80%増の9例で、大阪市北部0.80、北河内0.33、大阪市南部0.25であった。

 インフルエンザは40%減の3例で、定点当たり報告数は0.01であった。昨年同週比95%減(2019年 第41週65例)と少ない状況である。

~ウイルス性肝炎~ 大阪府では、毎年、15-25例の報告があります。2020年は第41週までに18例の報告がありました
【全数把握感染症】
「ウイルス性肝炎(A型肝炎及びE型肝炎を除く)」

 ウイルス性肝炎は、ウイルス感染を原因とする急性肝炎(B型肝炎、C型肝炎、その他のウイルス性肝炎)である。
慢性肝疾患、無症候性キャリア及びこれらの急性増悪例は含まない。
全身倦怠感、感冒様症状、食欲不振、悪感、嘔吐などの症状を自覚し、数日後に褐色尿や黄疸を伴うことが多い。
発病直後は、かぜあるいは急性胃腸炎などと類似した症状を示す。
潜伏期間は、B型肝炎では約3か月間、C型肝炎では2週間から6か月間である。
病型は、黄疸を伴う急性肝炎、顕性黄疸を示さない無黄疸性肝炎、高度の黄疸を呈する胆汁うっ滞性肝炎、急性肝不全症状を呈する劇症肝炎、に分類される。

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ウイルス性肝炎
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年10月15日更新)