2020年 第53週(12月28日~1月3日)・2021年 第1週(1月4日~1月10日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、マスク着用、3密の回避が重要
【定点把握感染症】
「インフルエンザ 昨年同時期に比べ激減」

 2020年第53週と2021年第1週をあわせて報告する。
第53週は年末年始休暇による診療実日数の減少を考慮する必要がある。
 第53週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は330例であり、前週比60.1%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.09、0.22、0.12、0.12、0.07であった。
 2021年第1週の報告数の総計は622例であり、前週比88.5%増であった。
前年同週比では69.6%減(2020年第1週2,043例)であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり 報告数はそれぞれ1.93、0.38、0.28、0.21、0.21であった。
 インフルエンザは2020年第53週が60%減の4例、定点あたり報告数は0.01であった。
2021年第1週は125%増の9例で、定点あたり報告数は0.03であり、昨年同週比99.8%減(2020年第1週、5,685例)と少ない状況である。


~新型コロナウイルス感染症~  基本的な予防(手洗い、マスク着用、3密の回避)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認された。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2月1日に指定・検疫感染症に指定された。
 11月以降、報告数、および、重症病床使用率が増加し、12月4日、非常事態(赤色)が点灯した。
 これまでの知見より、 主な感染経路は飛沫・接触感染である。臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、手洗い、マスク着用、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、封じ込めが重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年1月14日更新)