2021年 第6週(2月8日~2月14日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、マスク着用、身体的距離の確保、3密の回避が重要
【定点把握感染症】
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症 増加」

 第6週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 980例であり、前週比 3.3%減であった。
前年同週比では 47.3%減(2020年 第6週 1,859例)であった。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.14、0.59、0.54、0.34、0.15であった。
 感染性胃腸炎は前週比 5%減の 615例で、南河内5.75、中河内4.35、北河内4.31、泉州3.95、大阪市南部3.53である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比 20%増の 116例で、中河内1.30、泉州1.15、大阪市南部0.88であった。
 RSウイルス感染症は前週比 15%増の 105例で、大阪市北部2.79、中河内0.95、大阪市東部0.67である。
 咽頭結膜熱は前週比 42%減の 30例で、泉州0.30、中河内・南河内0.25であった。

 インフルエンザは2例で、定点あたり報告数は0.01であり、昨年同週(2020年 第6週 3,413例)に比して著減した状態が続いている。


~バンコマイシン耐性腸球菌感染症~ 2020年の大阪府の報告数は、22例であった。
【全数把握感染症】
「バンコマイシン耐性腸球菌感染症」

 バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は、バンコマイシンに耐性を獲得した腸球菌である。
術後患者や感染防御機能の低下した患者では腹膜炎、術創感染症、肺炎、敗血症などの感染症を引き起こす場合があるため、集中治療室や外科治療ユニットなど易感染者を治療する部門で問題となっており、臨床的、疫学的に重要な薬剤耐性菌である。
VREによる術創感染症や腹膜炎などの治療は、抗菌薬の投与とともに感染巣の洗浄やドレナージなどを適宜組み合わせて行う。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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バンコマイシン耐性腸球菌感染症(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年2月18日更新)