2021年 第10週(3月8日~3月14日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、マスク着用、身体的距離の確保、3密の回避が重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 増加傾向続く」

 第10週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 1,191例であり、前週比 1.5%減で、前年同週比90%(2020年 第10週 1,329例)であった。
 報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.68、1.21、0.53、0.37、0.14である。
 感染性胃腸炎は前週比 2%減の721例で、中河内5.90、大阪市南部5.29、南河内5.06、泉州4.80、北河内4.23であった。
 RSウイルス感染症は 29%増の238例で、大阪市北部6.50、大阪市東部3.07、南河内1.31である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 33%減の103例で、中河内1.25、大阪市南部1.24、泉州0.75であった。
 咽頭結膜熱は 7%減の27例で、大阪市東部0.33、大阪市北部0.29、中河内・泉州0.25である。

 インフルエンザは3例の報告で定点あたり報告数は0.01であり、昨年同週(2020年 第10週 2,197例)に比して著減した状態が続いている。


~新型コロナウイルス感染症~ 基本的な予防(マスク着用、身体的距離の確保、手洗い、3密の回避)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認された。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2021年2月13日より、感染症法の改正に伴い、指定感染症より新型インフルエンザ等感染症になった。
 2021年1月14日から2月28日まで、大阪府に対し、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき緊急事態宣言が発出された。
2020年11月以降、報告数、および、重症病床使用率が増加し、12月4日、非常事態(赤色)が点灯したが、報告数および重症病床使用率の減少に伴い、2021年3月1日より緊急事態宣言の解除、大阪府は警戒信号(黄色)となった。
 主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、マスク着用、身体的距離の確保、手洗い、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
>>詳細はこちら
新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
>>詳細はこちら


【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年3月18日更新)